「電子書籍をもっと快適に楽しみたい」「スマホで読むと目が疲れる」そんなあなたに最適なのが Amazon Kindle(キンドル)。紙のような読み心地と長時間のバッテリー、そして集中できる読書環境が魅力の電子書籍端末です。
2025年現在、Amazon Kindleシリーズは進化を続け、用途に合わせて複数のモデルが登場しています。この記事では、最新のKindleラインナップを比較しながら、失敗しない選び方とおすすめモデルをわかりやすく解説します。
目次
結論:迷ったら「Kindle Paperwhite」で間違いなし!
結論から言うと、最もバランスが取れているのは「Kindle Paperwhite」です。
- 読みやすい高精細300ppiディスプレイ
- 防水(IPX8)対応でお風呂読書OK
- ページめくりが速く、ストレスフリー
- 1回の充電で数週間使えるロングバッテリー
価格と性能のバランスが非常に良く、初めてKindleを買う人にも、買い替えを検討している人にもおすすめできます。
とは言っても、もっと自分で色々知ってから選びたいよ!という人に向けて次の項目から解説していきたいと思います。
Amazon Kindle端末とスマホ・タブレット、何が違う?
まずはAmazon Kindle端末の立ち位置について、他のスマホやタブレットと比較してみましょう。
| 比較項目 | Amazon Kindle端末 | スマホ・タブレット |
| 画面タイプ | 電子ペーパー | 液晶・有機EL |
| 目の疲れやすさ | ◎ほとんど疲れない | ✗長時間だと疲れる |
| 集中度 | ◎通知がなく集中できる | ✗アプリ通知が多い |
| バッテリー | ◎数週間持つ | ✗1〜2日で充電が必要 |
| 漫画・カラー表示 | △(一部カラー対応) | ◎フルカラー表示 |
長時間読書をする人や、スマホ通知で集中が途切れがちな人には、Kindle端末が圧倒的におすすめです。最近ではカラー対応モデルも登場し、用途の幅が広がっています。
Amazon Kindleの選び方3つのポイント
Amazon Kindle端末を選ぶ際の重要なポイントは下記3つです。
- ページめくり速度が速いものを選ぶ
ページをめくるたびにラグがあると、読書の没入感が損なわれます。最新モデルは平均 0.2秒以下 でページが切り替わり、紙の本のようなテンポで読めます。 - 防水機能&色温度調整ライトがあると快適
お風呂や寝室など、あらゆる環境で読書を楽しむなら、防水&ライト調整機能付きがおすすめ。特に「Kindle Paperwhite」シリーズは IPX8防水+色温度調整 に対応しており、夜の読書にも最適です。 - 手書きメモが欲しいなら「Kindle Scribe」
書籍に直接メモを書き込みたい人には、電子ノート機能を備えた「Kindle Scribe」がぴったり。付属のペンでメモやハイライトを残せるため、学習やビジネス書を読む人に人気です。
次の項目で実際に各モデルのスペックを確認してみましょう。
Amazon Kindle端末の比較表
2025年現在の現行機種を比較表としてまとめてみました。分かりにくい部分は比較表の下に注釈を入れています。
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| デバイス | Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | Kindle Scribe | Kindle Colorsoft | Kindle Colorsoft シグニチャー エディション |
| 価格 | ¥19,980 | ¥27,980 | ¥32,980 | ¥56,980 | ¥39,980 | ¥44,980 |
| ディスプレイ サイズ | 6インチ 反射抑制スクリーン | 7インチ 反射抑制スクリーン | 7インチ 反射抑制スクリーン | 10.2インチ 反射抑制スクリーン | 7インチ 反射抑制カラースクリーン | 7インチ 反射抑制カラースクリーン |
| デバイスサイズ | 157.8 mm 108.6 mm 8.0 mm | 176.7 mm 127.6 mm 7.8 mm | 176.7 mm 127.6 mm 7.8 mm | 230 mm 196 mm 5.7 mm | 176.7 mm 127.6 mm 7.8 mm | 176.7 mm 127.6 mm 7.8 mm |
| 容量 | 16GB | 16GB | 32GB | 16GB/32GB/64GB | 16GB | 32GB |
| 解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi(白黒) 150ppi(カラー) | 300ppi(白黒) 150ppi(カラー) |
| USBポート | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C |
| 数週間持続バッテリー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 防水機能 | - | ◯ | ◯ | - | ◯ | ◯ |
| 色調調節ライト | - | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 明るさ自動調整機能 | - | - | ◯ | ◯ | - | ◯ |
| ワイヤレス充電対応 | - | - | ◯ | - | - | ◯ |
| フラットベゼル | - | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 自動画面回転機能 | - | - | - | ◯ | - | - |
| 手書き入力機能 | - | - | - | ◯ | - | - |
| カラー | ブラック マッチャ | ブラック | メタリックブラック メタリックジェード | タングステン メタリックジェード | ブラック | メタリックブラック |
※シグニチャーエディションとは?
通常モデルに対してストレージ容量や明るさ自動調節機能、ワイヤレス充電機能が搭載された特別モデル。
※フラットベゼルとは?
画面とベゼル(画面の縁)に段差がなく、ディスプレイとベゼルが一体化しているデザインのこと。
【2025年版】Amazon Kindle端末おすすめランキングTOP5
それでは私の独断と偏見でAmazon Kindle端末をランク付けしてみたので紹介します。
1位:Kindle Paperwhite
第1位は記事の冒頭でも説明した通り「Kindle Paperwhite」です。性能面は、防水・色温度調整・高速ページめくりが揃っていて不自由なし。価格面はコストパフォーマンスが最高です。しかも軽いので持ち運びにも不自由しません。
私は「Kindle Paperwhite」の少し古い型落ちモデルを実際に使用していますが、ミステリー作品の読書が捗る捗る。スマホやタブレットのように、SNS・動画・ゲームが付いていないところがいいんですよね。あと防水なので冬場にお風呂の湯船に浸かりながら使うと快感です。
2位:Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
第2位は先程の「Kindle Paperwhite」のシグニチャーエディションです。データ容量が16GBから32GBの倍に増えて、明るさ自動調整機能、ワイヤレス充電に対応しています。それからカラーがブラック1色だったのがメタリックブラックとメタリックジェードに増えています。
1位から性能がアップした代わりに価格が5,000円ほど高くなっています。ワイヤレス充電対応は便利ですが、そもそも消費電力が少ないのでバッテリーが長持ちするため、シグニチャーエディションにするか悩みどころです。
「Kindle Paperwhite」の完全上位互換版なので、ハイエンド志向の読書家に向きます。
3位:Kindle Colorsoft
とうとうAmazon Kindle端末にフルカラー版が出てしまった。カラー電子ペーパーに進化しつつ、防水対応などは据え置きです。フルカラーなので、雑誌や学習本にも向いており、軽量ボディで持ち運びしやすい。モノクロでは物足りない人におすすめの次世代モデル。
漫画をメインで読む人は「Amazon Fireタブレット」も視野に入ってくると思いますが、電子ペーパーの持つ目の疲れにくさや、本体の軽さはKindle端末でしかなし得ない特徴となります。
4位:Kindle Colorsoft シグニチャーエディション
第4位は先程の「Kindle Colorsoft」のシグニチャーエディションになります。データ容量が16GBから32GBに倍増して、明るさ自動調整機能、ワイヤレス充電に対応しています。カラーもブラックからメタリックブラックと高級感が増しています。
やはりシグニチャーエディションは価格が5,000円ほど高くなるので、どちらを選択するか悩みどころになります。このモデルはAmazon Kindle端末の中でカラー表示可能な最上位端末になるので、使用しているだけで得も言えぬ優越感に浸れそうです。
5位:Kindle Scribe
第5位のこのモデルはAmazon Kindle端末の中で最も価格が高いモデルとなり、画面サイズは10.2インチと大型、最大で64GBのデータ容量のタイプを選択できます。他にも、自動画面回転機能や手書き入力機能を搭載しています。手書きペン付きです。
メモ書きをしながら読書するタイプの人にはピッタリな本機だが、価格がタブレット界の王様である「iPad」に匹敵するところまで高まってしまっている。勉強・仕事・アイデア整理などに集中したい人は本機はおすすめするが、汎用的に使いたいのであれば私なら「iPad」を買ってしまうだろう。
ちなみに私はAmazon Kindle端末とiPadの両方を所持していますが、小説を読む時は必ずKindle端末を使っています!
6位:Kindle
第6位、というか最下位がこちらの「Kindle」です。最も性能と価格が抑え得られているKindle端末の入門機に位置する本機だが、別にそこまで悪いとも思っていません。ディスプレイサイズが最小の6インチだがそれは小型で持ち運びが便利とも言える。データ容量は16GBしかないが、読み終えた本のデータはいったん削除すれば問題ない。
とりあえず安くKindle端末を入手してKindle本を楽しみたい人にとって、シンプルで携帯性抜群なエントリーモデルとして選択肢としてありです。重さも155gと軽量なので邪魔にならないです。
【まとめ】あなたにおすすめのKindleはこれ!
というわけで最後にタイプ別にどの機種を買うべきかまとめておきます。
| タイプ | おすすめモデル | 特徴 |
| 初めての人 | Kindle Paperwhite | バランス最強、防水で高画質 |
| 快適読書を極めたい人 | Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション | 自動調光でワイヤレス充電もOK |
| カラーで楽しみたい人 | Kindle Colorsoft | 雑誌・漫画もキレイに読める |
| メモを取りたい人 | Kindle Scribe | 電子ノートであり読書端末 |
| 価格重視の人 | Kindle | 最安でKindle体験を始められる |
「読書を習慣にしたいなら、Kindleを持つことが最短ルート」です。スマホでは得られない「読書専用空間」が手に入るのがKindleの最大の魅力と言えます。自分の読書スタイルに合った1台を選んで、2025年はもっと本と仲良くなりましょう。

















